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生活 2020/12/23 (更新日:2020/12/22)

心配不要、これからよくなる‼️

心配不要、これからよくなる

なぜ、今、異常なことが次々に起こっているのか?

 

船井幸雄 ▶ 私は非常に気楽な人間で、世の中で起こる出来事はすべて「必要・必然・ベスト」 なことしか起こらないという発想なんです。 超楽観的なんですね。

 

物事というのは、とことん悪くならないと皆、どうすればよいかに気がつかない。 だから、とことん悪くなるように、今まで「世の中自体」が動いていました。

 

自然というものには秩序維持機能と秩序形成機能があります。

 

とことん悪くなったらそれが働くのです。 しかし、とことん悪くならないと、人間というのは何がいけなくて、どうあるべきなのかがはっきりわかりません。

 

それをはっきりわからせるために、いまの社会はとことん悪くなってきたのです。
いわゆる 「末法の世」 に、もうすでに入っているのだと思います。
だから毎日のようにいろいろな事件━━ 親が子どもを虐待したり、殺したり、逆に子どもが親を殺したりというように、ひと昔前なら考えられなかったような悲惨な事件が起きているのだと思います。

この末法の世を超えないと、私のいっている 「みろくの世」 にはなりません。
悲惨な事件は、恐らくまだ今後も続くでしょう。 しかしそれと呼応して「それではいけないんだ」という人たちも、大勢出てきます。
信じられないような事件がいろいろと起こっているのも、いわばよい世の中が来るための一つのプロセスだと思っています。
しかしこれ、逆にいうと、ものすごく気楽な発想なんですが。

西園寺昌美 ▶ 親が子を殺す。 子が親を殺す。 そのような悲惨な事件がなぜ起こってしまったのか。 かつてそのようなことはあり得なかった。 逆に昔は、子どもが親のために身売りするような時代でした。
ところがいまでは、親も殺す。 まさに末法の様相です。 しかし、そこまでに至るプロセス、それはやはり物質文明の中で刷り込まれた「物質偏重の価値観」がもたらしているのではないでしょうか。

かつてほとんどの人は、自分の置かれた「立場」を分相応に把握できました。
ところが、お金やモノという物質によって自分を計る、そういう価値観に巻き込まれると、親も子どもを大切に育み、慈しむという忍耐の要される仕事よりも、まずお金ありきとなってしまう。
お金を稼ぐこと、自分の欲求を満足させることが、最優先となるのです。
幼い子どもの面倒を見るということは、本当に四六時中離れることのできない大変な重労働です。
ときには自由になって、息抜きしたいと思うでしょう。 気楽に遊びに行きたいこともあるでしょう。 体が疲れて、思う存分眠りたいときもあるでしょう。
でもそこを越えてこそ、親と子の信頼関係や、わかちがたい絆が生まれるのです。

赤ちゃんが生まれて3年間は、将来その子が一人の人間として自立して生きていくための基礎ができる大切な時期です。
ですからその時期に、子どもが愛情に飢えたり、体に危害を及ぼされたりするようなことは、絶対にあってはなりません。
「生まれてきてくれてありがとう。 〇〇ちゃんが大好き」 と、無条件の愛情を注がれた子は、感情も安定して、人のことを深く思いやる人に育ちます。
反対に幼少期に愛を受けられなかった子は、人を虐待することが平気な人間になってしまうか、あるいは人に虐待されるままの人間になってしまう。
いずれにせよ、自分への 「肯定感」 が持てないため、自信のない人生になりやすいといわれます。
つまり親の無償の愛を受けるべき時期に、たくさんの愛情を注ぐことが大切なのです。

そうでないと、人生を豊かに喜ばしく生きていくためのベースがないために、成長のさまざまな段階において、自信のなさ、人に対する信頼感の欠如などというような、問題に直面しやすくなってしまいます。
物質が豊かになりすぎて、それが当たり前になってしまったことで、与えられることへの感謝というより、人と比べて足りないことへの不平や不満感が募りやすくなっているという現実もあると思います。
モノがあふれればあふれるほど、逆に精神は満ち足りてないという状況です。
物質編重・お金編重の方向に、老いも若きも向かっていることで、誰からもほめられないような家事・雑用、忍耐を要する子育てというものに、興味が向かなくなっている傾向があるのではと思います。

『心配不要これからよくなる!』 船井幸雄 西園寺 昌美 ビジネス社

篠崎 朗より